今週は日本からお友達が遊びに来てくれたので、ちょっとしたバカンスをしてきました。
アグリツーリズモという農家が経営する宿があり、通常は普通のホテルよりも手軽でリーズナブルな所です。
最近はアグリツーリズモと称した利益目的のホテルも増えてきてしまいましたが、本来は農家の人たちが農業以外にも収入が出来るようにと作られたものです。
場所によっては色々な体験をさせてくれたり、そこで採れた物でお食事を出してくれたり…
家族経営の所も多いのでフレンドリーな居心地の良いところが多いのです。
もちろん、星付きホテルではないので不便なことも多いですけど…
そこで、今回私たちはミラノから1時間程行ったベルガモと言う町の上にある山の一角に宿を取りました。
標高1200mに位置するこの宿は、まだ登るのか…っと心配する程山を登って行きました。
周りには何も無いようで、結構お家があり、実際に暮らしている人々も結構いるようでした。
このアグリツーリズモは、ラズベリーやブルーベリーの栽培をしていて、経営者のお父さんは牛を飼いチーズを作っていて美味しかった!!
私の住む村は標高600m程。約半分の高さなのに、うちの方はまだまだWIFIが普及されていないのに、このアグリツーリズモではちゃんとWIFIがありました!(感激!!)
やはり、大都会ミラノの郊外だからでしょうかね…
ここでは珍しい料理を食べました。
ラズベリーのリゾットとORTICAというイラクサのパスタ!
リゾットは甘酸っぱくて想像出来ない味でした。不思議な味なのですが結構美味しかったです。
パスタは、このORTICA(オルティーカ)という葉っぱで作ったグリーンソースですが、このORTICA…
生のORTICAは触ると痒くなる葉っぱで、山道を歩いているとちょくちょく出くわします。だから、子供たちに触らない様に常に注意しているのです!
ただ、火を通すとそういう要素は消えるとは聞いていたのですが…
息子は食べた途端にお腹がかゆい…
なんて言ってましたが、実際の味は、ほうれん草の仲間っと言ったところでした。
翌日は、みんなで山登り!
山で飼っている牛や馬を見に行こうと張り切って出掛けました。お水もお昼も準備せずに
出掛けてしまいちょっと心配しましたが、山登りの途中で野生のブルーベリーやラズベリー、野いちごなどを見つけて、食べ歩き。川のお水を飲みながらなんと標高1800mの所まで到着!ポルチーニ茸を探しながら(残念ながら見つかりませんでしたが…)子供たちも最後まで頑張ってくれました。
たまにはこんな体験も良いですね!これぞ、スローライフ