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プリマ コムニオーネ(初聖体拝領式)(Prima Comunione)

先週の日曜日はこの村の教会でプリマ コムニオーネがありました。
コムニオーネとは、カソリックの七五三みたいな感じでしょうか。

カソリックの国では、生まれてから1歳頃にバッテジモ(洗礼式)をして、だいたい10歳頃にこの
プリマ コムニオーネ(初聖体拝領式)、14歳ごろにクレージマ(堅信式)という儀式があります。
この3つの式を受けた子が初めてカトリック教徒と認められ、受けていない子はカトリック教会での結婚式をする権利がないので、ほぼ90%近くがカトリック教徒のイタリア人にとっては、とても大切な行事となります。

カテキズモ(catechismo)というカソリック教の授業をを受け、この儀式の為に1〜2年間勉強をした子供達だけが受けられる式です。

毎週日曜日はイタリアのどの教会でもミサが行われるのですが、6月にはこのコムニオーネやクレージマ等の儀式が一緒に組み込まれます。

プリマ コムニオーネは、イエス・キリストの体(聖体)を表す薄いウエハースのような物とイエス・キリストの血を表したぶどう酒を初めて受領する儀式です。イエス・キリストの身体と血を象徴するものを食べる事で、キリストの心と一体になるということだそうです。
ミサの際に多くの信者がこのイエス・キリストの体の一部を受け取るのですが、コムニオーネをしていない子供達は受領することは出来ないのです。
宗教に詳しい友達の話では、プリマ コムニオーネは、簡単に言うとイエス・キリストと結婚する日なんだそうです。結婚というよりは、信者であることを誓う日って感じでしょうか。だから、コムニオーネを受ける子達の衣装は真っ白で、花嫁さんと同じなんだそう。

ミサは大体1時間程で終了します。その後、結婚式の様に親戚一同集まってお食事会(お披露目会)をするので、イタリアでは本当に一つの大行事です。

私は近所の子供達が正装している姿を一目見ようと教会へ足を運びました。
ここは、小さな村なので親戚だけでなく近所のひとからもお祝いをあげるのが普通だそうで、私もお洋服をプレゼントしました。当初は、身近な親戚からは高級な時計やゴールドアクセサリー等のプレゼントが基本でしたが、現代はどんどん変わっていて、現金や欲しいもの(タブレットやニンテンドウなど)になっているようです。

逆に、プリマ コムニオーネをした子の両親たちは、披露宴の準備やプレゼントをしれた人たちへのお返し(ボンボニエレ Bomboniere)の準備が必要で、皆大忙しでした。

ボンボニエレはイタリアでは結婚式やこのような特別な儀式のお返しとして用意されるもの。お菓子入れの容器が名前になっているのですが、甘い幸福をお裾分けするといった意味があるようです。
ボンボニエレの中身は、ほとんどの場合がアーモンドの砂糖菓子。結婚式の場合はほとんどが白ですが、子供の誕生やプリマ コムニオーネの様な場合は、男の子が水色で女の子はピンクといった色で作る人が多いです。何度もこのボンボニエレを作る機会があるイタリアではボンボニエレ専用のお店もあるぐらいです!

うちの子はハーフなのでプリマ コムニオーネは今のところする予定なし。でも、学校では宗教の授業というのがあるので、本人がやりたいというようであれば、私も準備する必要が出てきそうです。
今のところは本人は七五三したので満足しているようですが・・・さてさて・・・



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by dolcetti | 2014-06-27 21:06 | 文化/習慣